「癒し」と「和文化」

日本の伝統文化は「精神性を高める」と言われますが
それってどういう意味なのでしょうか?!


日本の伝統文化は「精神性を高める」「心が豊かになる」「癒される」「和む」・・・
などとよく聞きますが、一体、何がどうなるのでしょうか?!


集中力や、イマジネーション、感受性、忍耐力・・・

身体測定で測定できる、視力、聴力、腕力、脚力・・・
数字で測定できる、記憶力、計算力、応用力・・・・

人間は、それらの力だけで生きているのではありません。もっと複雑です。
集中力」「イマジネーション」「感受性」「忍耐力」「調整力」・・・
「精神能力」とでも呼べるような、見えない「氣」に関する力も。生きて行くために必要です。

日本の伝統文化を学ぶことは、これらの能力を向上させるために
大変役立つ体験です。


書道

書道.jpg

私は5才の時から書道を習わせてもらいました。先生は本当の書家、芸術家でした。

先生は「柔らかい穂先を、日本刀とイメージして、
半紙を厚みのある岩と思って、切って書け」と言われました。

実際に書いて見せて、比べて「違うだろう?」と
「イメージして書いた線」と、「イメージせずにただ筆で書いた線」を、実際に目の前で書いてみせて
「違うやろ?」言われるのですが、子供にはその違いが全然わかりませんでした。

見る力のない子供の目には、「太い線」は強く見えるし、「細い線」は弱い線に見えます。

でも、分からないなりにも毎週毎週、筆を日本刀とイメージして、
机の奥まで切るつもりで書いていると、徐々に
「気の通った線」と「気の抜けた線」の違いがわかるようになってきます。

書いた時だけでなく、昔自分が書いた作品を見て、たった1本の黒い線の中に、
「どれだけ集中して書いているか」が感じ取れるようになってきます。

そして、他の人の作品を見た時にも「気楽な人だな」とか「怖いな」とか
作者の精神状態がなんとなく感じ取れるようになってくる。

「見えないものをキャッチ出来る感受性」が高まる要素が
書道には、あります。


茶道

茶道.jpg

去年、中野の大田原先生に、外国人にお茶の指導をお願いしました。

大田原先生はおっしゃいます。
「茶道は、今は女性のマナー教室みたいになっているけれど、本来の茶道は違います。」

先生は、イメージを多用する指導をしてくださいました。

「お茶をいただく時は、大宇宙を自分の体に全部飲み込むイメージで」
お濃茶の時は「ドロドロの濃い茶を、仲間の血だと思って、
深い契りを交わすつもりでいただく」など
イメージの力が大変大事なのです。

そして、そのようにイメージして宇宙を飲み込むと
自分の体が、オーラが、パワーチャージされたように
力が漲ってくるのを感じるのです。

宇宙の力をいただいて、気が大きく、心が大らかになる。癒される。
それも茶道の1つの側面だと思います。



華道

華道.jpg

お花を習っている、私の友人が話してくれました。

「まず、主役の花を決める。
そして、主役が引き立つように、脇役の花を生けてゆく。
逆に、脇役の花も、主役によって引き立てられる。

すべての花がそれぞれ互いに活かし合わなければならない。
花を1本差すにも、「すべてが活かされてる?」
「より良い配置は?」「これで最高?」・・・・

などと思いながら活けていると、
際限がないし、本当に楽しい。何時間やってても飽きない。」と
華道の楽しさを語ってくれました。
お互いが個性を発揮し合いながら、一つの世界観を構成してゆく。すべて必要で、すべてが活かし合っている。
優劣の差別なく、すべてを愛でる意識は、「宇宙意識」を養います。



能楽・謡

能楽.jpg

.幽玄の舞台芸術・能楽。

能楽を鑑賞していると、つい眠くて、寝てしまう方も多いと思います。

それもそのはず。
能楽は「幽玄の世界」つまり「あの世」の波動を地上に降ろす芸術なのです。

人間の大脳は、理解できない・処理できないものに出会ったら
自己防衛のためにシャットアウトして眠ってしまうのが自然な反応です。

しかし能楽堂の空間で眠ると、寝ていても波動を浴びていますから
記憶がなくても波動のシャワーを浴びて、癒されているのです。

「客席で目覚めたら、体の不調が消えていた・・・」
これもよくあることです。


日本語

日本語.jpg

能楽の舞台で謡われる「謡い」は、「日本語」で出来ています。
中でも天界のパワーを地上に広げやすい音霊を使って出来ていると言われています。

日本には、言霊、音霊を大事にする文化があります。
それは、音が「波動の発生装置」と認識しているからです。

中でも「擬音語・擬態語」は、日本語の大きな特長の1つです。
「はらはら散る」「さらさら流れる」などの表現です。

「しーっ」と静めたり、
「そーっ」っと歩いたり、
「わーっ」と沸かしたり。

その音を口から出すと、それが現象化しやすくなる。

日本語を使って生きている人は誰でも、
会話しているだけで「魔法使い」「波動使い」なのです。


「お月見」「お花見」など

満ち欠け.jpg

日本には「お花見」や「お月見」という文化があります。
変わりゆく、移ろひゆくものをすべて、愛でるものです。

「満開」だけが美しいのではない。
れぞれに良さがあり、その一瞬一瞬を楽しもう、という文化です。

日本は、三日月でも、満月でも、ありのままを善しとする精神があります。

お月様の満ち欠けには、「三日月」「半月」「満月」など、それぞれに名称がついています。
桜も「つぼみ」から「三分咲き」「満開」「葉桜」など、どれも趣があるものです。

しかし、海外には「お月様は満月だけ!」という考え方の国もあると聞いています。

「未熟」も「成熟」も、あらゆる状態を認め許し合う、日本の価値観。
それは「宇宙意識」に共通する価値観です。

5x5.png

蛇足ですが・・・
★ ★ ★ ★ 
実は・・・西洋の中にも、
すべてを認めることで生まれる世界観があります。
日本よりも、もっと具体的に描かれています。それはタロットカードです。
タロット.jpg
西洋でも、「見えない世界を感じながら生きる」人たちは
それぞれの個性を「地上での役目が違うだけ」と捉え、
認め合うマインドを持っています。

タロットカードは、宇宙の構成要素を表しています。
愚者、エネルギーワーカー、実務者、愛情、判断や崩壊、犠牲など、
この世界を構成する人は様々な役目を担い、
それぞれの段階を経ることによって、宇宙が回るとされています。


すべての始まりは「愚者」から。
お気楽な馬鹿者がいてこそ、世界は回るのです★

★ ★ ★ ★ 

和む、平和に繋がる。そんな特徴のある和文化を、もっと積極的に生活に取り入れたい。そのように考えて、エルモットは和文化を推奨しています☆



能楽師 河本望氏(Qだん) 観世流梅若玄祥家 所属
緑幸会 http://ameblo.jp/ryokkokai/

5x5.png
5x5.png

ley.jpg
「修行するということは。」
(by 出口煌玲・龍笛奏者・作曲家)

剣術や柔術をはじめとする武芸歌舞音曲など遊芸茶道・華道・書道・や絵画にいたるまで、
表現の種類は異なれど、根本的に通じているものがあります。
5x5.png
いずれの分野でも、大抵、何世代もの時を経て伝えられている「型」を修練します。
5x5.png
まずは「型稽古」、私はその意義を、こう捉えています。
身体をハードウェアとすれば
「型」は、OSとも言え ソフトとも言えます。
5x5.png
多くの人は、「型」をソフトとして学んでいるかと思います。
これは「型」をテクニックとして身につけようとすることですね。
これでは、単に時代遅れの形骸化したテクニックにすぎず、
刻々と変化する情勢に太刀打ちできません。
5x5.png
「型」が「OS」であることを見出すことができれば、
時代を超え千変万化に変化する状況にも通用する威力をもつ
「達人」への道を歩むことになります。
5x5.png
「型」を学び、繰り返し修練すること。
それは「達人」へ向かって、アンインストゥールとインストゥールを繰り返し、
心身のバージョンアップをし続けることと言えるでしょう。
5x5.png
私は、「達人」を「選ばれた特別な人、特殊な人」と見ることをやめようと思います。
5x5.png
確かに。常人には不可能な身体が変形するくらいの命がけの修行し、
生き残った人もいます。
一方、淡々と自然体で自分の仕事を研究・工夫を長年続けているうちに、
そう呼ばれる人もいます。
5x5.png
「達人」を、「もともと備わっている人間の能力を正しく発揮出来る人」と考え、
「究極の普通人」と考えることも出来るのではないか?と思いました。
5x5.png
というのは、 「型稽古」というのは、パワーやテクニックを付け加えるのではなく、
「無駄・ノイズ・力み・邪心・心身のノイズ」を一定の型を繰り返す中で発見し除去する、
つまり削る稽古という面が主のような気がします。
5x5.png
そして、マイナス要因を削り除去すればするほど、本当に必要な力や能力が顕在化する。
そういうシステムだと思います。
それが、日本の文化の本質の、一端ではないでしょうか?
5x5.png
私達は、生まれ、子供から大人に成長する間に、
ポジティブなものもネガティブなものも沢山身につけます。
5x5.png
その時、その時を切り抜ける間に知恵もつけば、癖もつき、
いつしか歪みとノイズでイッパイイッパイになっているのが、
我々殆どの大人ではないでしょうか。
5x5.png
もう、その人の持っている能力が発揮できなくなり、結果社会的にも行き詰ってしまいます。
あたかも パソコンがメモリー不足になって機能しなくなるように。
5x5.png
一方、身が軽く発想豊かな幼児の感性や身体能力を失わずに、
かつ上手く社会に適合して成長できた人は・・・・・・
そういう若者から世界的に活躍するアーティストやアストリート、活動家達が育つのでしょうね。
5x5.png
見方を変えるのです。
今、「天才」「名人」「達人」と呼ばれる人こそ、「究極の普通の人」、
「普通の能力」の持ち主と思われてる殆どの人の方が「機能不全の人」
5x5.png
だから、修行とは、「機能不全」の人が、「普通」に戻る道です。
5x5.png
その術が、日本文化に見出すことができるのです。
しかも、前述したとおり、武芸・遊芸(歌舞音曲など)・茶道・書道・絵画にいたるまで、
多義に渡っているので、その中から自分に合った修行を見つけることも可能です。

★ ★ ★ ★ 

日本の伝統文化は、
「色や形の美しさを求める」というより、むしろ
「求める姿勢」「在り方」を重視する、身に付く。
そんな文化だと思います。

5x5.png

日本文化を体験すれば、
癒され、宇宙意識が身に付きます♥

5x5.png
和風ハイジ・プログラムはこちら和風ハイジ・プログラムはこちら
5x5.png

5x5.png
和風ハイジ・プログラムはこちら和風ハイジ・プログラムはこちら
5x5.png

65x65.png